結婚偏差値の上げ方|成婚データで差が大きかった7つの項目

この記事の要点
- 結婚偏差値を決める項目には、変えられるものと変えられないものがある
- 差が大きいのはタバコ(吸わない人の成婚率は約2倍)と親との同居の希望(男性で約2.6倍の差)
- 男性は年収、女性は年収を公開することでも成婚しやすさが大きく変わる
- 変えられない年齢は、早く始めて短期で集中することで補える
変えられる項目と、変えられない項目
結婚偏差値は、結婚相談所で実際に成婚した人のデータをもとに計算しています。項目を分けると、次のようになります。
| 変えられる項目 | 変えにくい・変えられない項目 |
|---|---|
| タバコ、親との同居の希望、年収、体型・身だしなみ、活動の仕方 | 年齢、身長、学歴、結婚歴 |
偏差値を上げるには、変えられる項目のうち、成婚率への影響が大きいものから手をつけるのが近道です。以下、成婚率の差が大きい項目から紹介します(男女で差の大きさが違うため、順番は目安です)。
1. タバコをやめる(吸わない人の成婚率は約2倍)

もっとも効果が大きいのが禁煙です。喫煙状況別の成婚率は次のとおりです。
| 喫煙 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 吸わない | 40.6% | 29.7% |
| あまり吸わない | 24.9% | 25.7% |
| 吸う | 22.8% | 14.7% |
出典:IBJ 成婚白書 2024年度版(図4_4 「喫煙」と成婚率)
男性は「吸う」と「吸わない」で約1.8倍、女性は約2倍の差があります。「あまり吸わない」でも、吸わない人との差は大きいままです。婚活では、相手の多くが非喫煙者を希望していると考えておきましょう。
2. 親との同居の希望を見直す
意外と見落とされがちなのが、結婚後に自分の親と同居したいかどうかです。
| 自分の親との同居 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 希望しない | 41.5% | 30.7% |
| こだわらない | 35.2% | 26.9% |
| 希望する | 15.8% | 18.9% |
出典:IBJ 成婚白書 2024年度版(図4_9 「同居希望」と成婚率)
同居を「希望する」男性の成婚率は、「希望しない」男性の半分以下です。家庭の事情で同居が必要な場合もありますが、「できれば」程度の希望なら、条件から外すだけで成婚しやすさは大きく変わります。
3. 年収を上げる(男性)

男性は年収による差がはっきり出ます。たとえば30〜34歳の男性の成婚率は、年収によって次のように変わります。
| 年収(30〜34歳の男性) | 成婚率 |
|---|---|
| 300万円未満 | 17% |
| 300万〜400万円 | 28% |
| 400万〜500万円 | 44% |
| 500万〜600万円 | 56% |
| 700万〜800万円 | 65% |
| 1,000万円以上 | 54% |
出典:IBJ 成婚白書 2024年度版(図2_11 年齢層別の年収と成婚率の分布)
差がとくに大きいのは400万円前後です。一方、700万円を超えるとそれ以上はほとんど伸びません。年収が300万〜400万円台の人ほど、転職や昇給、副業で年収を上げる効果が大きいといえます。
4. 年収を公開する(女性)
女性は、年収の金額による成婚率の差は小さめです。それよりも、年収を公開しているかどうかで大きな差があります。IBJの分析では、年収を公開している女性の成婚率は、公開していない女性の約2倍で、お見合いの申し込みを受ける数やお見合いの数も約2倍でした(因果関係までは分かりません)。
出典:IBJ 成婚白書 2024年度版(図2_15 女性 年収公開状況別成婚率、図2_16)
金額の多い少ないよりも、情報をオープンにしていることが信頼や安心感につながると考えられます。結婚相談所やアプリのプロフィールでは、年収を空欄にしないことをおすすめします。
5. 早く始めて、短期で集中する
年齢は変えられませんが、始める時期と活動の密度は変えられます。
- 成婚した人の約3人に1人(32.4%)は、入会から半年以内に成婚している
- 20代の在籍日数(中央値)は約半年(187日)で、40代とは約4.7か月の差がある
- 成婚した人は、平均して約11回お見合いをし、交際開始から約4か月で結婚を決めている
出典:2025年 IBJ 成婚白書(IBJ結婚みらい研究所)、IBJ お知らせ(2026年4月)
年齢が上がるほど成婚率は下がるため、「いつか始めよう」と先延ばしにするのがいちばんの損です。期間を区切って、お見合いや出会いの数をしっかり確保しましょう。
6. 体型と身だしなみを整える

「痩せているほど有利」とは限りません。IBJのデータでは、成婚した女性のBMI(肥満度を表す指数)別の成婚率は、健康的な体重(BMI 22〜24)が30.1%、モデル体型(BMI 18〜20)が27.1%でした。
無理な減量より、健康的な体型と清潔感を保つことのほうが大切です。髪型・服装・肌の手入れといった身だしなみは、偏差値には表れませんが、お見合いの第一印象を大きく左右します。
7. 変えられない項目は「見せ方」と「場所選び」で補う
身長や学歴、年齢は変えられません。たとえば男性の身長は、160cm以下の成婚率が27.6%、172cm以上が36〜37%台と差があります。ただし、年収が850万円以上の層では、身長による差はほとんどなくなります。
変えられない項目で不利がある場合は、ほかの項目で補うこと、そして自分の条件を評価してくれる相手と出会える場所を選ぶことが大切です。条件で絞り込まれやすいアプリより、担当者が人柄も含めて紹介してくれる結婚相談所のほうが、不利を補いやすい場合もあります。
まずは自分の弱点を知ろう
どの項目から手をつけるべきかは、人によって違います。結婚偏差値の診断では、あなたの偏差値を下げている項目と、「タバコをやめると何点上がるか」「年収が上がると何点上がるか」といった変化の目安を確認できます。
よくある質問
結婚偏差値はどのくらいで上がりますか?
禁煙や同居希望の見直しのように、すぐに変えられる項目もあります。一方、年収や体型は数か月から数年かかります。すぐ変えられる項目から手をつけ、同時に婚活を始めるのがおすすめです。
お酒は飲んだほうが有利ですか?
データでは、お酒を飲む人のほうが成婚率はやや高い傾向があります。ただし、飲めない人が無理に飲む必要はありません。影響も小さいため、この診断では質問に含めていません。
この記事で使っているIBJ(日本結婚相談所連盟)のデータは、IBJに加盟する結婚相談所の会員を対象にしたもので、婚活をしている人全体の傾向を示すものではありません。成婚率は「成婚した人÷(成婚した人+成婚せずに退会した人)」で、活動中の人は含まず、1年あたりの率でもありません。