結婚相手に求める条件ランキング【2026年公表の国の調査】男性の半数超が「経済力」を重視・考慮

この記事の要点
- 対象は、国の第17回出生動向基本調査に答えた18〜34歳の未婚の男女
- 男女とも、結婚相手に求める条件の1位は「人がら」(重視・考慮する人が95%前後)
- 女性は相手の「家事・育児の能力や姿勢」と「経済力」も9割以上が重視・考慮する
- 男性が女性の「経済力」を重視・考慮する割合は55.6%で、初めて半数を超えた
- 学歴を重視・考慮する人は男性で3割弱、女性で5割ほどにとどまる
国立社会保障・人口問題研究所が5年ごとに行っている「出生動向基本調査」の最新回(第17回、2025年調査)が、2026年9月に公表されました。いずれ結婚するつもりの18〜34歳の未婚者に、結婚相手を決めるときに8つの項目をどの程度重視するかを聞いた結果を紹介します。
結婚相手に求める条件ランキング(男女別)
「重視する」と「考慮する」を合わせた割合の高い順に並べました。
男性が女性に求める条件
| 順位 | 条件 | 重視・考慮する | うち重視する |
|---|---|---|---|
| 1 | 人がら | 94.8% | 78.7% |
| 2 | 家事・育児の能力や姿勢 | 88.6% | 35.3% |
| 3 | 仕事への理解と協力 | 86.5% | 40.0% |
| 4 | 容姿 | 84.4% | 24.5% |
| 5 | 共通の趣味 | 75.5% | 27.4% |
| 6 | 経済力 | 55.6% | 6.9% |
| 7 | 職業 | 48.5% | 5.8% |
| 8 | 学歴 | 28.2% | 3.3% |
女性が男性に求める条件
| 順位 | 条件 | 重視・考慮する | うち重視する |
|---|---|---|---|
| 1 | 人がら | 96.7% | 87.3% |
| 2 | 家事・育児の能力や姿勢 | 95.0% | 68.4% |
| 3 | 仕事への理解と協力 | 91.4% | 53.9% |
| 4 | 経済力 | 90.3% | 39.0% |
| 5 | 容姿 | 82.4% | 24.6% |
| 6 | 職業 | 79.8% | 25.9% |
| 7 | 共通の趣味 | 70.0% | 24.1% |
| 8 | 学歴 | 52.4% | 11.7% |
出典:国立社会保障・人口問題研究所「第17回出生動向基本調査 結果の概要」(図表3-3)。対象は「いずれ結婚するつもり」と答えた18〜34歳の未婚者(男性1,259人、女性1,388人)
男女で違うのは「経済力」「職業」「家事・育児」
1位の「人がら」は男女とも共通ですが、それ以外では男女の差がはっきり出ています。
- 経済力:女性は90.3%が重視・考慮するのに対し、男性は55.6%。「重視する」に限ると女性39.0%、男性6.9%と大きな差があります
- 職業:女性79.8%、男性48.5%
- 家事・育児の能力や姿勢:「重視する」は女性68.4%、男性35.3%。女性の7割近くが、相手の家事・育児への姿勢をはっきり重視しています
男性にとっては、年収だけでなく家事・育児に積極的な姿勢を見せることが、女性から選ばれるうえで大きな意味を持つといえます。
10年間でどう変わったか
重視・考慮する割合を、2015年・2021年・2025年の3回で比べると、次のような変化が見えます。
| 条件 | 男性(2015→2021→2025) | 女性(2015→2021→2025) |
|---|---|---|
| 経済力 | 41.9% → 48.2% → 55.6% | 93.3% → 91.6% → 90.3% |
| 家事・育児の能力や姿勢 | 92.8% → 91.5% → 88.6% | 96.0% → 96.5% → 95.0% |
| 容姿 | 84.3% → 81.2% → 84.4% | 77.7% → 81.3% → 82.4% |
| 職業 | 47.4% → 46.6% → 48.5% | 85.5% → 80.7% → 79.8% |
| 学歴 | 30.5% → 27.3% → 28.2% | 54.7% → 51.7% → 52.4% |
出典:国立社会保障・人口問題研究所「第17回出生動向基本調査 結果の概要」(図表3-3)
いちばん大きな変化は、男性が女性の経済力を重視・考慮する割合が上がり続けていることです。1992年調査では26.7%でしたが、2025年には55.6%と初めて半数を超えました。共働きが前提になり、男性も「一緒に家計を支えてくれる相手」を求めるようになっていることがうかがえます。
女性の側では、相手の家事・育児の能力や姿勢を「重視する」人が、1997年調査の43.6%から2025年には68.4%に増えています。
条件だけで相手を探すと、婚活は長引きやすい

調査で1位の「人がら」は、プロフィールの数字では分かりません。一方、年収・職業・学歴のような条件は、アプリや結婚相談所の検索で簡単に絞り込めてしまいます。
条件で絞り込みすぎると、出会える人数が減るうえ、本当に大事な「人がら」を確かめる機会まで失ってしまいます。婚活を効率よく進めるコツは次の3つです。
- 譲れない条件を2〜3個に絞る。それ以外は「会ってから考える」にする
- 自分の立ち位置を知る。相手に求める条件が高すぎないか、自分の条件と見比べる
- 人がらを知る機会を増やす。短時間でも会って話す回数を増やす
自分の立ち位置は、結婚偏差値の診断で確かめられます。年齢・年収・職業などから、婚活市場でどのくらい有利かを数字で確認してから、相手に求める条件を決めるのがおすすめです。
年収の条件をどこまで求めるかは婚活に必要な年収の記事、地域による違いは地方の婚活の記事で紹介しています。
よくある質問
男性は女性の経済力を気にしますか?
最新の調査では、男性の55.6%が女性の経済力を「重視する」か「考慮する」と答えています。ただし「重視する」は6.9%にとどまり、多くは「考慮する」程度です。
容姿はどのくらい重視されますか?
容姿を重視・考慮する人は男性84.4%、女性82.4%で、男女差はほとんどありません。「重視する」はどちらも24%台です。清潔感のある身だしなみを整えるだけでも、印象は大きく変わります。